マッチングアプリで出会った外国人⑪|フランス版ベネディクト・カンバーバッチだと思ったら別人だった話

マッチングアプリ体験談

約2年間のマッチングアプリ経験で出会ってきた外国人のエピソードシリーズ第12弾。

今回のお相手は、フランス人男性。

日本在住歴は10年以上で、日本語はとても流暢でした。

マッチしてからしばらくメッセージのやり取りをしていましたが、ユーモラスなタイプではないものの、落ち着いた優しい人柄が感じられて、悪い印象はありませんでした。

そして何より、プロフィール写真がかなりタイプ。

私の中では、完全に「フランス版ベネディクト・カンバーバッチ」でした。

初デートの日、私は実物に会えることをかなり楽しみにしていました。


「あと数分で着くよ」のメッセージにワクワク

待ち合わせ場所に到着した私は、

「着いたよ。白いワンピースを着てるよ。」

とメッセージを送りました。

すると彼から、

「僕もあと数分で着くよ。白いTシャツを着てるよ。」

と返信。

「もうすぐ会える!」

と、ワクワクも最高潮です。

プロフィール写真を見る限り、知的でちょっとミステリアスな雰囲気のイケメン。

どんな人なんだろうと期待しながら待っていました。


「……え?誰?」

しばらくすると、少し小柄な外国人男性がこちらに近づいてきました。

でも、

どう見てもベネディクト・カンバーバッチではない。

「え?別人?」

一瞬、本気でそう思いました。

すると、その男性が私に向かって、

「お待たせ。」

と話しかけてきました。

「え?え?誰?」

頭の中が一瞬フリーズ。

そして数秒後、

「あ……この人が、あの写真の人なのか。」

と現実に戻されました。

プロフィール写真と実物の差が、あまりにも大きかったんです。

おそらく、何百枚も撮った中の「奇跡の一枚」をプロフィール写真にして、さらにいい感じに加工したのかな……という印象でした。

もちろん、プロフィール写真と実物が完全に同じ人なんていません。

多少の違いは当たり前です。

私だって、写真写りがいい日もあれば悪い日もあります。

でも、このときは正直、

「思ってたんと違う……。」

というのが本音でした。


写真だけじゃなく、会話も「思ってたんと違う」

とはいえ、見た目だけで人を判断するのはよくありません。

せっかく会ったのだから、まずは楽しく話してみようと思いました。

彼と一緒にカフェへ。

セルフサービスのお店だったので、席に着く前にコーヒーとクッキーを注文しました。

すると彼が支払ってくれました。

「お、そこはジェントルマンなんだ。」

と思いながら席へ。

そして、いよいよ会話が始まりました。

……が。

つまらない。

非常につまらない。

メッセージでは落ち着いていて優しい人だと思っていたのですが、実際に話してみると、どうにも会話が噛み合いません。

私が話したことに対して、共感してくれるというより、批判的な反応をされることもありました。

さらに、

「フランスでは○○だから。」

「フランス人は○○なんだ。」

といったフランスについての話が何度も出てきます。

最初は「へえ、そうなんだ」と興味深く聞いていたのですが、だんだんと、

「フランスの話、そんなにする?」

という気持ちに。

愛国心が強いというか、何かにつけて「フランスでは」という話になるので、正直、会話があまり楽しくありませんでした。


「次はいつ会えるかな?」に困る

そんなこんなで、なんとか初デートを終えました。

私はもちろん、もう一度会いたいとは思っていません。

でも、相手にそれを伝えるタイミングって難しいですよね。

その日はそのまま別れました。

そして帰宅すると、彼からメッセージが。

「今日は楽しかったね。次はいつ会えるかな?」

……。

どう返そう。

とりあえず、すぐには返信せず放置していました。

すると数時間後、さらにメッセージが届きました。

「がっかりさせちゃったみたいだね。ダメなところがあったら教えてね。」

ここで少し意外でした。

自分でも「何かうまくいかなかった」と感じていたんですね。


「いい人だけど、付き合うのは違う」

さすがにこのまま曖昧にするのもよくないと思い、私は正直に伝えることにしました。

「○○さんはいい人だけど、付き合うのは違うと思ったのでごめんなさい。」

すると、そこでやり取りは終わりました。

嫌味を言われることもなく、しつこく迫られることもありませんでした。

正直、デート自体はかなりがっかりしました。

でも最後の対応については、ちゃんと受け止めてくれたので、そこは悪くなかったと思います。


マッチングアプリでは「写真と実物」は別物

この経験から改めて思ったのは、

プロフィール写真だけで相手を好きにならないこと。

マッチングアプリでは、写真がかなり盛られていることがあります。

そして、たとえ写真が実物とほぼ同じだったとしても、実際に会ってみないと分からないことはたくさんあります。

写真ではタイプだったのに、話してみたら全然合わない。

逆に、写真ではそれほど気にならなかったのに、会ってみたらすごく素敵だった。

そんなこともあります。

だから私は、マッチングアプリでの「いいな」は、あくまで会う前の仮評価くらいに考えるようになりました。

結局、顔よりも、実際に会ったときに一緒にいて楽しいか。

会話のテンポが合うか。

自分らしくいられるか。

そういうことのほうが、恋愛ではずっと大事なんですよね。

👉マッチングアプリの正直レビュー

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