長年のマッチングアプリで出会った外国人男性とのリアルな体験談シリーズ。
今回登場するのは、私より4歳年下だった当時30歳のイギリス人男性です。
正式に付き合っていたわけではなく、いわゆる「デーティング期間」のような関係でした。
外国人との恋愛では、付き合う前に何度かデートをして、お互いを知っていく期間があります。
彼ともそんな感じで、何度かデートをしていました。
ところがある日、彼のちょっとした発言に私はかなりイラッ。
そして翌日、さらに衝撃的な出来事が起こります。
彼が謝罪のために持ってきたものは……
私がカフェで仕事をしていたときに彼がやってきた
ある日、私はカフェで仕事をしていました。
彼は私に会いに来てくれたのですが、私は仕事をしていたので、当然ずっと彼の相手をすることはできません。
仕事の合間に話したりはしていましたが、どうしても仕事が優先になります。
すると、少しずつ彼の機嫌が悪くなってきました。
そして、
「せっかく僕が会いに来たのに、そんなに仕事ばっかりするの?」
というようなことを言われました。
いやいや、仕事をしているって最初から分かっていたよね?
と思いながらも、その場では流していました。
ところが、彼はさらにとんでもないことを言い始めます。
「僕は20代前半の女の子とも付き合えるんだよ?」
彼が冗談っぽく言ってきたのが、
「僕は付き合おうと思えば、20代前半の若い女の子と付き合える。でも君とデートしてるんだよ?」
そして、
「もう若い女の子に乗り換えるよ!笑」
という言葉。
本人としては、冗談だったのかもしれません。
でも私は、普通にイラッとしました。
「若い女の子がいいなら、どうぞ早く乗り換えたら?」
と、私も言い返しました。
そして、
「私だって、あなたみたいな幼稚なこと言う人より、大人な人のほうがいいし」
と。
今思えば、なかなか辛辣です。笑
すると彼は、
「ごめんごめん、冗談だよ」
と謝ってきました。
でも、私はもう完全に冷めていました。
私は彼を残して帰宅
「もう帰るね」
そう言って、私は彼を残して帰りました。
その後、彼からは何度も謝罪のメッセージが届きました。
「ごめんね」
「本当に冗談だった」
というようなメッセージが、翌日まで何通も。
でも私は、しばらく返事をしませんでした。
正直、この時点でかなり気持ちが冷めていました。
冗談だとしても、相手の反応を見て楽しむようなコミュニケーションは私は好きではありません。
だから、もうこの人とは会わなくてもいいかなと思い始めていました。
すると突然、家のインターホンが鳴った
翌日。
私が家にいると、突然インターホンが鳴りました。
「誰だろう?」
と思ってモニターを見ると……
彼でした。
どうやらマンションのオートロックをすり抜けて、玄関前まで来たようです。
そして、玄関のインターホンを押していました。
「え、なんでいるの?」
と思いながら出ると、彼は手に何かを持っています。
花束でした。
昨日のことを謝りに来てくれたんだと思いました。
そして彼は、
「昨日はごめんね」
と言いながら、その花束を私に渡してきました。
私は、
「え……?」
と思いながら花束を見る。
そして、さらによく見る。
すると……
スーパーなどでよく見かける、あの仏花でした。
「これ……お供え物……?」
一瞬、何と言えばいいのか分かりませんでした。
でも、どう見ても仏花。
そこで私は、恐る恐る、
「これ……お供え物……」
と言いました。
すると彼の顔が、
スッ……
と引きつりました。
そして、
「え?」
「これってそうなの?」
という反応。
どうやら、本当に知らなかったようです。
私が「これ、亡くなった人にお供えする花だよ」と説明すると、彼はかなり気まずそうな顔をして、
「知らなかった……ごめん」
と。
何度か謝って、結局その仏花を置いて帰っていきました。
たぶん本当に知らなかった
最初は、
「いやいや、よりによって仏花って……」
と、かなりゾッとしました。
でも、彼のリアクションを見る限り、本当に知らなかったんだと思います。
日本人ならスーパーで見かけることも多いし、仏花だと分かりますよね。
でも、外国人で日本の文化に詳しくなければ、普通の花束だと思ってしまっても不思議ではありません。
だから、これは彼が悪意を持って仏花を選んだわけではない。
完全なる文化の違いです。
……とはいえ。
謝罪しに来た男性から仏花を渡されるという経験は、なかなかありません。笑
でも、私が冷めた理由は仏花ではない
ここは誤解してほしくないのですが、私は仏花をもらったから彼を嫌いになったわけではありません。
仏花については、むしろ今となっては笑い話です。
私が彼に冷めたのは、その前日の発言。
「僕は20代前半の女性とも付き合える」
「もう若い女の子に乗り換える」
という言葉です。
「自分は若い女性にも選ばれるんだよ」
とわざわざアピールされても、
「だから何?」
となってしまうんですよね。
「若い女性と付き合える」は私には魅力にならない
そもそも私は、
「若い女性と付き合える男性=魅力的」
とは思いません。
男性にとってはステータスなんでしょうか?
年齢に関係なく、相手を尊重できること。
冗談でも相手を傷つけるようなことを言わないこと。
そういうところに大人の魅力を感じます。
彼は30歳。
もう子どもではありません。
だからこそ、
「若い女の子に乗り換えるよ」
という言葉を冗談として使うことに、私は幼さを感じてしまいました。
そして、この人とは二度と会わなかった
彼は翌日わざわざ謝りに来てくれました。
仏花だったとはいえ、私のために花を買って、謝りに来た。
そう考えると、悪い人だったわけではないと思います。
むしろ、ちゃんと謝ろうとしたところは優しかったのかもしれません。
でも、一度冷めてしまった気持ちは戻りませんでした。
結局、その後彼と会うことはありませんでした。
今となっては、
「そういえば、あのイギリス人から仏花もらったことあったな」
と笑って話せる思い出です。
でも当時は、玄関先で仏花を渡されたときの、あのなんとも言えない気まずい空気が忘れられません。笑
外国人との恋愛では「文化の違い」と「価値観の違い」を分けて考える
今回の仏花は、完全に文化の違いでした。
彼は知らなかっただけ。
だから私は、仏花については気にしていません。
でも、「若い女の子に乗り換える」という発言は、文化の違いではありません。
私がどういう言葉を嫌だと感じるか、どんなコミュニケーションを心地よいと思うかという、価値観の部分です。
外国人男性とデートしていると、
「これって外国では普通なのかな?」
と迷うことがあります。
でも、何でも「文化の違い」で片付けなくていいと思います。
文化の違いなのか。
それとも、単純に自分とは価値観が合わないのか。
そこを自分なりに見極めることも、国際恋愛では大切なのかもしれません。
そして私の場合、このイギリス人との関係では、
年齢関係なく、普通に私を大切にしてくれる男性がいい。
そう思った出来事でした。
ちなみに、仏花については……
今でも思い出すとちょっと笑ってしまいます。
謝罪の花束が仏花だったなんて、後にも先にもこの一回だけです。笑
